「マツカワ」はカレイ類の魚ですが、1990年以降に漁獲量が1トン未満に激減した[2]ため高級魚となっており、北海道が2006年から、稚魚100万匹を毎年、太平洋(渡島、胆振、日高管内)に放流し、資源増殖・回復を図っているそうです。
「王鰈」は、地元漁協が名づけたマツカワのブランド名で、公募で集まった案の中から選ばれた名称[2]。
このブランド「王蝶」に認められるマツカワの基準は体長35cm以上で、35cm未満のマツカワは、漁獲されてもリリースされる決まりとのこと[2][3]。
今回のネット通販は、苫小牧漁協産のマツカワを取り扱うもので、「王鰈」のブランド化を進めている地元漁協が、マツカワの販売を促進する目的があるとのことです。
高級魚「王鰈」の販売価格は、1匹(約1kg)4,200円(消費税5%・送料込み)で、通販受付は2009年1月末まで。
ネット通販では、鮮度保持のために、水揚げされたマツカワを直ぐに活締めし、クール便で配送するとのこと。
ちなみにこの「王鰈」には、独特の甘味・歯ごたえがあり、おすすめの食べ方は刺身だそうです。
「鰈」という漢字は「かれい」とも読むことを、正直今回初めて知りました。
ともあれ、1匹4,200円の魚とは、相当な高級食材に感じられます。
新聞記事[1]やインターネットのサイト[2]・ショップ[3]で「王鰈」の写真を見ても、私には普通のカレイとの違いはわかりませんが、やっぱり食べると美味しさが違うんでしょうか?
※参考
・[1]道漁連 道産高級魚マツカワのブランド 「王鰈」ネット販売
(北海道新聞2008年12月23日(火)朝刊9面記事)
・[2]幻の魚「 王鰈 」 ■北海道が誇る マツカワガレイ(タカノハ)のブランド■
http://www.hidaka.pref.hokkaido.lg.jp/ss/sis/outyoutop
・[3]厳選鮮魚|北海道の海産物を産地直送−北海道ぎょれん
http://www.gyoren.net/SHOP/05d1000.html