参考資料[1]〜[4]によると、「よいとまけ」の詳細は、
・誕生:1953年
・製造・販売:苫小牧の「三星(みつぼし)」社
・特徴:
ロールカステラにハスカップジャムをたっぷりと塗り、丸太に見立てているお菓子。
王子製紙苫小牧工場の労働者による、木材積み下ろしの風景をイメージして作られたと言われる。
(同工場では、「よいとぉ、まいたぁ」という掛け声が響いていたとのこと)
苫小牧の銘菓となっているが、発売当初から
・切りづらいので、予め切ってほしい
との要望が多かった。
(「日本一食べにくい」とも言われていたとのこと)
・大きさ:1本16.5cm
・価格:「丸ごとタイプ」が525円
・現在の販売数:年間60万本
となっています。
三星では、「よいとまけ」を綺麗に切る方法を模索し、2009年8月に、特殊なスライサー(超音波で刃を高速振動させる)を導入して、1本を7等分することが可能になったとのことです。
この「切れてるタイプ」は、「丸ごとタイプ」と同じ価格で、2009年11月3日に発売。
その結果、購入者のほぼ100%が、「切れてるタイプ」を買っているそうです。
記事[1]では、三星の三浦実社長の
「いずれはカットタイプに1本化したい」
とのコメントが紹介されています。
正直私は今まで「よいとまけ」の存在を知りませんでしたが、ロールカステラにハスカップジャムがたっぷり塗られているという点に、非常に食欲をそそられます。
(楽天市場でも買える[5]、というのも、手が届きやすくて良いと思う)
今回、予めカットされて、食べやすくなったバージョンが発売されたというのは、北海道の銘菓がよりとっつきやすい存在となると考えると、非常に喜ばしいことだと思います。
※参考資料
・[1]銘菓よいとまけ 食べやすく 苫小牧 カットタイプ登場
(北海道新聞2009年11月5日(木)朝刊9面記事)
・[2]銘菓「よいとまけ」にカットタイプ登場 苫小牧−北海道新聞[経済]
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/198211.html
・[3]銘菓「よいとまけに」にカットタイプ:苫小牧民報社
http://www.tomamin.co.jp/2009t/t09110701.html
・[4]よいとまけ - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%88%E3%81%84%E3%81%A8%E3%81%BE%E3%81%91
・[5]ハスカップのお菓子屋 みつぼし